言葉

セミの鳴き声に思うこと

こんにちは。kokoです。

 

雨の日続きのソウルです。

セミの鳴き声が聞こえると、

束の間の雨上がりの時間だな、

感じます。

 

「今だ!今鳴くぞ!」

と思っているのか、いないのか。

 

セミの羽化を見たことがありますか?

私は過去5回見たことがあります。

とても神秘的です。

5回とも、

子どもがまだ小さかった頃に

一緒にみました。

「セミの羽化の神秘を

子どもに見せたい!!」

その一心で、

土から出てくる幼虫を捕まえようと

研究。

事前に

セミ幼虫の出てくる穴や

セミの抜け殻がたくさんついている木を

見つけておき・・・。

夕方から夜

土や木をゆっくり移動している

セミの幼虫を探す。

見つけた時の喜び、思い出すなあ。

 

一番鮮明なのは、

やはり一番初めにセミの羽化をみた

思い出。

 

その時は

子どもが、地上を這っているセミの幼虫を

見つけました。

 

家に持ち帰り

家族皆で

カーテンでのセミの羽化を見せてもらいました。

 

殻を破り、薄緑の柔らかい羽を

広げていく姿。

幼虫から成虫へ体を変化させていくその姿は

とても印象深く・・。

 

翌朝、セミの羽が硬くなっているのをみて

皆で空へ放ちます。

 

その姿を見せたくて、

韓国に来てからも

夏帰省の際、

実家の庭で見つけたりもしました。

 

実家の庭でも見つけることができた時は、

その気にさえなれば

私が小さい時でも、大人になった今でも

いつだって見つけることができたのだな、

と感じました。

 

こんなに身近なところで

何回、何十回、何百回と

自然の神秘ショーが夏の毎晩

繰り広げられているというのに、

「みたい」「みせたい」「つかまえたい」

という思いがなければ、

見過ごすままです。

 

今は、そこまで

「みせたい」「みたい」の欲求がないので

セミの幼虫探しにはいきませんが・・・。

 

そして

子育てを通して感じることは、

「子どものために」

と思ってしたことの大抵は、

「子どものために」になっているかは

ともかくとして

「自分のために」は、なっています。

 

自分の貴重な思い出に。

 

セミの羽化を見ることのみならず、

子どもとする旅行も、

子どもとする生活の些細なことも。

 

いい思い出ばかりでなく、

悲しかった出来事も、

ずっと通りこしてしまえば、

あんなこともあった、の

懐かしい暖かい思い出に

変わっています。

 

そうと昔から知っていれば、

もっと「で〜んっ」と

動ぜずに対応できただろうに。

その時、その時、

小心ながら一生懸命の対応では

あったのですが〜。^^

 

これからは「で〜んっ」とした親になりたい。

 

与えていたように思えていたことが、

与えられていたことへの感謝。

 

セミが今も鳴いています。

鳴けてよかったね。

 

セミをテーマにもう一つ書きたかったのですが、

またの機会に。

 

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それでは、この辺で。^^