言葉

幸せな夢〜心を燃やせ!

こんにちは。kokoです。

 

先日、鬼滅の刃、2乗車目をしてきました。

 

1回目みた時と、またみる視点もかわり、

また違った味わいが。

よかったです〜♡

 

ネタバレになってしまう要素も含みますので、

ここから先は読むか読まないか、

気をつけてくださいね。

ネタバレ+考察です。

 

無限列車の中で、敵・エンムに、

「幸せな夢を見せてあげるよ〜」と

幸せの夢の中に閉じ込められてしまいます。

 

乗客皆それぞれに、幸せな夢を欲します。

 

メイン主人公の

炭治郎・煉獄さん・善逸・伊之助は

各々の夢を見ます。

 

炭治郎は、家族を失う前の幸せだった夢を。

(やり直したい過去への願望)

善逸は、大好きなねずこちゃんとのシーン。

(こうでありたいへの願望)

伊之助は、リーダーである自分のシーン。

(なりたい自分への願望)

 

煉獄さんのシーンは、、、

幸せな夢かな?と思うような夢なのです。

 

亡くなったお母さんがいるわけでもなく、

父さんからは、冷たくあしらわれるシーン。

 

一見、「幸せな夢」とは言い難いシーン。

夢というよりは、過去の現実の回想シーン。

 

これらの夢のシーンを表現することで、

鬼滅を映画で初めてみる方にも

これまでの内容をわかりやすく伝える役目を

しているので、

それだけでも

この「幸せな夢」の役割、

大したものです。

 

自分がもし、

「幸せな夢」の中に浸っていられるとしたら、

どんな夢を見たいですか?

 

私だったら、

炭治郎タイプの夢を選ぶと思います。

 

十分、幸せな現実があるけれど、

それでもやはり、

あの時ああでなければ、よかったのに。

あそこで崩された、という

引っ掛かりがあるためです。

(自分に直接関わることでなくても・・・・)

 

炭治郎・善逸・伊之助の夢は理解できるので、

俄然、気になるのが、

「煉獄さんの過去の現実そのものの夢」。

 

最愛の母がいず、

父からも苦い言葉を浴びせられる、

優しかった頃の父の回想シーンもあり。

 

あの夢が、

「幸せな夢」であったということは、

苦いように見える過去そのものも

幸せだと

受け入れていたからに

他ならないと思います。

 

一見、苦いように見える現実の奥にある、

真相を見抜いていたから、

(父の愛情を感じていたから

また堕落してしまった父の状況そのものも

丸ごと受け入れていたから)

 

こその、

あの夢シーンだったのではないでしょうか。

 

過去に何かがあった時

辛いと思える過去に

潜む見えない伏線を

感じることができるか否か。

 

そして、煉獄さんのセリフ

「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」

「強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない」

からさらに、

 

弱さも、辛い出来事も、

人間として生きていれば、

起こりうるあらゆることを

受容しているのだな、と思わされます。

 

自分のみならず、

そのほかの人のことも理解し、受容し、

良い、美しいものとして捉えているのだと

感じます。

 

「己の弱さや不甲斐なさにどれだけうちのめされようと、心を燃やせ、歯を食いしばって前をむけ!」(煉獄さんセリフ)

 

アニメですが、

煉獄さんの境地に達した時、

私たちの

「幸せな夢」として望むものが

もしかしたら変わってくるのかもしれません。

 

な〜んて、「幸せな夢」を考えながら

思いました。

 

「心を燃やせ!!」

(煉獄さん風にエール)

 

では、この辺で。^^

 

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ありがとうございました。