韓国 生活

韓国住宅事情とチョンセとウォルセ

こんにちは、kokoです。

 

韓国に住んで、私は4回引越ししています。

2年に1度くらいのペースだと思います。

日本ではあまり考えられない引越し回数ですよね。

今日は韓国の住居事情についてお届けします。

 

韓国住宅事情

 

韓国に住んでいると、引越し風景はポピュラーな光景です。

不動産もあちこちにあり、大家さんの権力も強いです。

だいたいアパート契約するときは、2年契約することが多いのですが、

更新時に家賃や保証金がドドンッと上がったりするので、

仕方なく引っ越すケースや、

大家さんが自分の持ち家(借りているまさにその家!)に帰ってくるからアパートを引っ越すケース、

大家さんがアパートを売りに出すから引っ越すケース、

など聞いたことがあります。

日本では、あまりない風景として、住んでいるアパートの内覧、

というのが普通にあります。

韓国の賃貸では、空き物件があまりないんです。

多くの人は、不動産と一緒に居住中のお宅を訪問し内覧。

決断も、早いです。まさにパリパリ文化です。

また、韓国でいうアパートは、日本でいうマンションにあたると

イメージしてくれると良いです。

 

さて、韓国のアパートの家賃支払い方法も独特で、

전세   (チョンセ)と  월세 (ウォルセ)に大別されます。

チョンセとウォルセについては説明が長くなるので、

以下別枠でお伝えします。

 

チョンセ とは、韓国昔ながらの方法

 

まとまったお金を契約時に保証金として支払い、

月々に家賃は支払わなくて大丈夫。

保証金は退去するときに戻ってきます。

銀行へ預けた保証金金利が、大家さんの利益となります。

↑これは、例として、ソウル市のワールドカップ競技場駅の

近く、3LDKをモデルに引用しました。

築15年以内です。

チョンセ額が、黄色のラインで記されているように、

5億5000ウォン〜5億7000ウォン

日本円では、ざっくり5500万円〜5700万円

といったところでしょうか。

後から戻ってくる保証金といえども高い!!!!

 

ウオルセ 最近こちらが多くなってきています

 

契約時にある程度の保証金を払い、

月々の家賃も支払う、といったシステムです。

日本のような、敷金礼金はなく、

退去時に保証金の方は返却されます。

チョンセの説明の時に引用した物件と同じ場所、同じタイプのアパートです。

赤ラインは、保証金500万円ほど。月家賃は17万円ほど。

紫ラインは、保証金3000万ほど。月家賃は6万5千円ほど。

 

それにしても高い。

ちなみにチョンセ、ウオルセにかかわらず、

電気、ガス、水道などの管理費は、別支払いが基本です。

大谷さんや、不動産の力が強いのもうなずけます。

家賃支払い方法が多様な分、さらに物件選びも頭を悩ませますね。

 

では、この辺で。